卒業式

日本では小5の末っ子ですが、こちらでは小学校が5年制のため、今日卒業式を迎えました。
カリフォルニアに来て1年と2カ月。もうすっかりアメリカの学校にもなじみ、英語で授業を受け、英語で話して暮らしている息子。3人の息子がいる私は卒業式は何度も経験していますが、アメリカの卒業式はもちろん初めて。
アメリカの卒業式では・・・、子供はいつも通りのTシャツにGパンの子が多く、親も普段着〜@o@ なんだそうです。我が家は、息子にはチェックのシャツにチノパンを着せ、私は、日本で「ちょっとおしゃれなお店にランチに行く時に来てた服」で行きました。それでもちょっと浮くぐらい、確かに日本人以外はみんな普段着-o-;
卒業式は10時から。「9時45分にホールが開くから!」と息子が教えてくれていたので、少し早く行って列に並びました。扉が開き、ホールに入ったら、あら、ビックリ@o@ 卒業生は先にホールに入って椅子に座っておりました。「児童入場」とかしないのね・・・。
まずは、アメリカ国旗に向かって「忠誠の誓い」(詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/kei0210/20100819#p1)。校長先生のご挨拶(むっちゃ短い^^;)の後、子どもたちの代表が2人ずつ出てきて、両親へ、校長先生へ、副教科の先生と職員の方々へ、担任の先生方へと感謝の言葉を言いました。そして、この一年間の5年生の活動のスライドショーが始まりました。今日のはちゃんと音楽も入っていて感動的なもの。時々写る息子の姿に、「私が家でのんびりしている間も、息子はわからない英語と闘って、頑張ってきたんだよなぁ。」とこみ上げるものがあり、思わず涙。ただ、日本の小学校の卒業式とは違って、使われている音楽もポップだし、見ている子供も親もハイテンションで楽しげ。アメリカの卒業式には涙は似合わないのですね。
最後に、卒業証書授与です。一人ずつ舞台(低い階段2段ほどの高さ)に上がって担任の先生から賞状を頂き、握手。中には先生とめいっぱい握手をして笑いをとったり、ガッツポーズを決める子がいたりで、日本の卒業式とはずいぶん雰囲気が違いました。そして何より、先生がどんどん名前を読み上げて行くので、あっという間に124人全員終了。わずか40分で卒業式は終わりました。
その後は、ホールでケーキとレモネードをもらい、お友達と食べたり、写真を撮ったりしていました。式に花束や風船を手に参列している保護者の人が何人もいて、先生にプレゼントかぁと思っていたら、自分の子供へのプレゼントでした^^; 知らなかったな、そんな習慣。
駐在で海外にいても、卒業式を経験できる人は少ないそうなので、わが家は幸運でした。アメリカの小学校の卒業証書は、たくさんの国のお友達との思い出と共に、息子の宝物になることでしょうね。
卒業おめでとう!