スペースシャトル打ち上げ!!

朝8時にディズニーワールド内のホテル発のバスツアーでケネディ宇宙センターに向かいました。いよいよ、スペースシャトルディスカバリーの打ち上げを見に行きます。
チケットがないと地図の左にある橋を渡ることができないので、橋の手前の広場には、まだ朝の10時だというのに(スペースシャトルの打ち上げは夕方)たくさんの人が折りたたみ椅子を広げて打ち上げを待っていました。あ〜、チケットが買えたのは本当にラッキーだったんだと思っている間に、バスは橋を渡り、Visitor Complexに到着。駐車場は、すでにたくさんの車とバスでいっぱいでした。
ここは、ロケットのことを勉強したり、体験したり、見学できる場所。そして、地図の右側にあるスペースシャトルの打ち上げ台の近くまで行けるバスもここから乗るようです。残念ながら私たちのツアーは、そのバスには乗れないチケットだったので、今日はここで打ち上げを見ます。
ロケットの歴史や国際宇宙ステーションのことを勉強し、昼食を取った後、シャトルの打ち上げを体感できるアトラクションに乗りました。まもなく打ち上げという時間だったので、宇宙に向かっていく宇宙飛行士の人はどんな気持ちなんだろうかと考えてしまいました。
3時半からはRocket Gardenにあるスタンド席に座り、大きなスクリーンで中継を見て、4時50分の打ち上げを待ちました。画像は朝の物なので、私が座った頃にはもっともっとたくさんの人であふれていました。
カウントダウンは、時々途中で止まり、会場からは大きなため息がもれ、またカウントダウンが始まると大きな拍手と歓声。さすがアメリカだな〜と思いながら、ドキドキして待ちました。実は、自分が座っているところから打ち上げ台までの距離もよくわからず、どのぐらいの大きさでシャトルが見えるのかも想像がつかないままいました。
画像は、スクリーンの画面を写したので見にくいのですが、発射台のディスカバリーです。
5分前からはカウントダウンも止まることなく続き、2分55秒前にはシャトルを支えているてっぺんの帽子のようなわっかが外され、10秒前にエンジンが点火されて赤い炎も見えました。もうこの頃には会場も全員でカウントダウン、そして割れんばかりの拍手と歓声が起こり、ディスカバリーは空へ。
スクリーンで打ち上げを見た直後にゴーっという音が近付いてきて、左上空を見上げるとちゃんと上がっていくシャトルが肉眼で見えました。
1984年に初めて宇宙へ行ったディスカバリーは、今回が最後の打ち上げでした。何度もテレビ中継やニュースでスペースシャトルの打ち上げを見てきましたが、まさか、すぐそばで見る機会が来るなんて想像もしたことがなかったし、夢を見ているような体験でした。
記念に今日の打ち上げのパンフレットも購入し(←これはわが家初の家宝にします)、大渋滞の中帰路につきました。